大工登山ポタ ’99

登山ポタとは

登山ポタというのは、正式には「登山ポタリング」という行事です。 「ポタリング」とは、日帰りの旅行のことを指すらしいですが、この行事は一泊二日です。 ここ数年は高野山で行われており、合宿の体験みたいなやつです。
この行事の特徴は、一回生に合宿のノウハウを教えるということです。 だから、一回生にとっては結構きつい行事であり、初めてのことも多いのです。 前のフレッシュツアーでは上回生が持っていた荷物を、今回は一回生に持って貰います。 コースもフレッシュとは比べモノにならないほどキツく、一回生には試練といえるでしょう。 なお、毎年この時期に行われるため、どうしても雨に当たりやすい行事です。

6/21(前日)

ポタの集合地は河内長野、集合時間は朝9時。 大阪から行けるわけないので、前日宿泊をするのが恒例となっているのです。 ところが、今年は1人前泊したくないと言い出したのがいました。 かくいう僕だったりします(爆)前日テントで寝るのもイヤだったので(^^;
というわけで、残りの部員・・・といっても一回生と三回生1人ずつだけですが、 前泊することになりました。幸い、競技班の子で河内長野に近い子がいたので、 二人ということもあり、お世話になることにしました。 一回生は、この日フル装備をはじめて味わうことになるのです。 しかし、フル装備といっても平地ではそうも重くないのですが。 これで、イケルと思うのは実は罠なのです。 なんせ、僕が一回生の時思いっきり引っかかったのですから(爆)

6/22(初日)

さて、僕は朝7時に家を出ました。めっちゃ焦ってました、遅刻しそうで。 でも、ついてみれば8時45分。結構近いやん、河内長野(笑) しかし、わざわざ前泊した二人が10分程度遅刻。なんのための前泊ぢゃあ!
気を取り直して出発。河内長野駅から、国道を南下、 最初の難関、紀見峠にさしかかります。紀見トンネル前で峠道と別れているので、 峠道でフリーラン。今年度初めてのフリーランでした。 さて、紀見峠を下って広域農道へ。こいつが結構くせ者で、アップダウンが しつこい場所だから、一回生も少々バテ気味。 そして、南海高野口駅に到着し、昼飯を取りました。 昼食中に恐れていた雨が降り出して・・・本番の午後がちょいと重く感じられました・・・

さて、昼からが本番。高野へ登るのである。しかし、雨が降り出してしまった。 カッパを着て、突撃状態に入ってしまったのである。 さて、高野を登るルート、かなりきついものが選択されている。 部の中では、「死のロード」という通称がついているほど、 初めて装備を積んだ一回生には恐ろしいUPなのである。 その入り口でハプニング発生、なんと崖崩れのため通行止めの表示が!? しかし、工事のおっちゃん曰く、自転車は通れるから行っていいよとのことなので、 で、崩れて土砂どけている横を通行・・・怖いぞ(^^; 結構地滑りの後があちこちに見えて、かなり不安でした(^^; さて、根性を見せてくれていた一回生ですが、さすがに途中で力尽きたようで、 UPの恐ろしさが身に染みたようです。でも、こんなUPは実は登山ポタだけだから、 今後は安心してね^^こうしてへとへとになって、転軸山キャンプ場にたどり着いたのでした。 雨の中のテントでぐっすり眠ったのでした。

6/23(最終日)

前日から 降り続くひどい雨、、、どうやら、僕がちょっと体調を崩しちゃったみたいです。 朝ご飯が終わっても、雨がひどいままだし進むことも出来ず、 ラジオで気象情報を拾っていたのですが、どうしようもありませんでした。 結局、二日目はコースを走ることを断念し、極楽橋から輪行に変更しました。 しかし、、、ここで体調が悪いはずの僕が大ボケを炸裂(^^; 輪行袋を持ってくるのを忘れていたのです・・・(^^; 結局、大阪まで走って帰ることにしました。しかし、いきなり滝のように雨の流れる下りで、 ハンドルとられてブレーキ利かずに転倒・・・ゆっくり慎重に帰ることにしました。 しかし、そのうち雨にブチ切れて、アウタートップに変更(爆) 結局、4時間ちょい程度で着いちゃいました。電車組より早かった(^^;

というわけで、登山ポタは残念ながら二日目中止と相成りました。 でも、一回生があの登りを頑張ってくれただけで、成功だと思います^^ 来年も、多分あそこで一回生が苦しむだろうけど、頑張って克服して欲しいです^^

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