恐怖!神風走法

あれは、走行会のため岡山県TIサーキットに行ったときのことです。
走行中、急にパワーダウンを起こしました。
急いでピットに戻り、調べてみるとエキパイのガスケットが破れているようでした。
もちろん、換えのガスケットなどあるはずがありません
しかも、自走で来ていたため、この後、走って帰らなくてはいけません。
一緒に来ていた、先輩に相談すると

「帰りはゆっくり帰ろう 100q以上出さないから^^」

と、言ってくれたので、不安ながら帰ることにしました。
帰りは、本当にゆっくり走ってくれていい人だなぁ〜と思っていました

阪和に入るまでは・・・・

阪和に入ったとたん、我慢の限界に来たのか急に飛ばす飛ばす
あっという間に200オーバーの世界に行ってしまいました・・・

(おいおい・・)

嘘つき!!とヘルメットの中で叫んでいても仕方ないし、
置いて行かれて、エンジン焼き付いたら、洒落にもなりません。
恐怖感に捕らわれながら、アクセル全開にしました。

150・・160・・・・180とメーターが上がるたびに、心拍が上がっていきます

(もし、焼き付いたら 死ぬかも・・)

200・・220

この頃になると、メットの中で叫んでいました

「いける!いける!」(強がり)

何とか、和歌山について行きつけのバイク屋についたときの先輩の一言

「あっ! 忘れてた」

勘弁してくれ^^;;;

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